ハルバートとスザンヌは幼馴染。
ハルバートはスザンヌが好き。
冒険者に
「好きなものは何か調べてきて」とか
「好きな男はいるか調べてきて」とか
言う、気が弱い感じの青年。
一方、スザンヌは好きな人とおそろいの指輪を作っている。
体の弱いハルバートのために一生懸命薬を取って来たりしていた。
・・・
ある日一大決心をするハルバート。
頼りきりだった自分は恥じ、堂々と告白すると言う。
冒険者に「見届けて欲しい」と言う。
<告白場所>
ハルバートはスザンヌを待っている最中に、スザンヌが作っていた指輪を発見する。
「誰のだろう。ずいぶん格好良い指輪」と彼。
冒険者は「スザンヌの指輪だ」と慌て、スザンヌを探す。
スザンヌはいたが、「指輪をなくしてしまった」と困っている。
冒険者はこっそりハルバートの元へ戻る。
指輪を返してくれないか、と彼に頼む。
それはスザンヌのものだから、と。
ハルバートは嫉妬のあまり指輪を壊し、海に投げ捨ててしまう。
ハルバートをひっぱたく冒険者。
急いでスザンヌの元へ走る。
高かった指輪。
大切なスザンヌの指輪。
なんと、両想い
何言っていいか分からない。
・・・
考察をしてみる。
ポイントはこれ。↓
「体が弱いのに、一生懸命私を守ろうとしてくれて・・・
そんなところが好きになったの」
どこかでこんな台詞を言っていたスザンヌ。
ハルバートは病弱。
常に薬を飲んでいないと持たない体なのであった。
スザンヌに何かプレゼントをするため、お金も一生懸命貯めていたり。
「好きな男はいるのか?」と
冒険者に調査を依頼するが、
「自分のことを好きなのでは」とは微塵も思っていなかった。
冒険者は「どー考えてもあなたのこと好きだと思うけど」と言うのだが
「それだけはないよ」と一刀両断。
何気にこの人 いい人。
スザンヌが惚れるのが分かる気がします。
最後は決心するし。告白。
嫉妬心は強いが
「好きな男がいるのか」としょげるより
ちくしょーっ!と怒り狂う男っぽさ。
将来ハゲそうなくらいの男性ホルモンの持ち主。
そんな時、姿を隠してしまうハルバート
探し回り、
ついにベインスで彼を発見。
どうやら、彼は、指輪用の宝石を探そうと、、していたのだろう。
スザンヌはひたすら彼の体を心配している。
薬を彼に無理矢理飲ませるスザンヌ。
しかし薬は充分足りていた。
熱い。熱すぎる。ここまで熱いとかえって心配になってしまう。
典型的な武士気質というか。
もうルビーの石言葉『純愛』が果たされたのだから、
ルビーは要らないのです。
・・・
びゅうぅうぅっぅ(ベインスの風)
・・・
・・・・事後
ふたりの絆は完全なものになったとさ。
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冒険者アカデミーのこのクエストがかなり好きです。